たんぽぽを見つけたら
アプリ「たんぽぽキャンペーン」から報告しよう!
みんなで、たんぽぽ環境地図を作ろう!
たんぽぽを見つけたら、アプリを立ち上げて見つけたたんぽぽの特徴を入力します。
※アプリは必ず大人の人といっしょに使ってください。
(ほうこくする)ボタンを押すと、たんぽぽの種類が分かり、地図上にマッピングされます。
今日のラッキーアイテムも出てきます。
何回もできるので、たんぽぽを見つけたら、何度でも報告してね!
2023年3月24日(金) 〜 6月11日(日)
●セイヨウタンポポ
セイヨウタンポポは、他の国から日本に持ち込まれて繁殖した外来種です。
花のつけねの部分が反り返っている、あるいは開いているのが特徴です。都会で見られる主なたんぽぽで、じゃりやコンクリートの隙間などの場所でも、多く見られます。
●ニホンタンポポ
ニホンタンポポは、昔から日本に生えている在来種です。
花のつけねの部分が反り返っていないのが特徴です。生えている地域によって、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、シナノタンポポなどの種類があります。
●シロバナタンポポ
シロバナタンポポは、昔から日本に生えている在来種です。
西日本で多く見られます。
<タンポポではない花>
ブタナ
ノゲシ
ジシバリ
たんぽぽキャンペーンは、国連が推進する以下のSDGsの目標に取り組んでいます。
陸の豊かさも守ろう
日本固有のたんぽぽを調べることで、国内の自然の多様性に意識を向けます。
気候変動に具体的な対策を
たんぽぽが一斉に咲き始める日の経年変化を追うことで、気候変動との影響を調べることができます。
質の高い教育をみんなに
キャンペーンを通じて、屋外での自然観察を推奨します。調査した結果をデジタル化します。
キャンペーンの目的
たんぽぽキャンペーンの目的
春になると、たくさんのたんぽぽが咲きますね。
その多くは、外国からやってきて増えたセイヨウタンポポです。(外来種といいます。)
もともと日本国内には、さまざまな種類のたんぽぽが生えていました。(在来種といいます。)
シロバナタンポポやいわゆるニホンタンポポといった、在来種のたんぽぽは、注意深く観察すると簡単に見分けがつきます。
たんぽぽを見つけたら、アプリから報告してください。
日本に、どのたんぽぽがどんな場所に、どのくらい生えているかがわかります。
みなさんの力で、地図の上に、たくさんのたんぽぽを咲かせましょう!
この調査は、子どもたちに、自然に触れ合い観察する機会を提供することを目的にしています。学術的な調査ではありません。
監修:植物学者・文筆家 保谷彰彦