まなびの部屋

教育・保育実習 先輩からのアドバイス
キャラクター
不安いっぱいの保育実習・・・ でもだいじょうぶ。
先輩先生の体験談やアドバイスに耳を傾けてみてください。
きっと力がわいてきますよ。

実習の思い出
実習はどの先生も経験していることです。先輩の声をおおいに参考にしてみましょう。

分的に任された5分間がとても長く感じたわ。 手遊びをたくさん用意していたはずなのに、あっという間に終わってしまって、とても焦ったの。バリエーションをもっと用意しておくべきだったと、反省。 
指導案ばかりが気になって、常に時間に追われていたわね。もっと子どもたちをゆとりを持ってみることができたらよかったわ。
現場に入ると、なかなか学ぶ機会がなくなるわね。もっと、実習のときにいろんなことを聞いておけばよかったと、思うわ。実習はあなどれないわね。 
幼稚園と保育所また公立と私立でも、園によってまったく雰囲気が違っていたのには驚きました。 どの園もそんなに変わらないと思っていたので、最初はとまどっていしまいました。
責任の重さを痛感したわ。実習は働くことと同じなのね。学生気分で遅刻なんかすると、現場のみなさんや園児たちにとても迷惑がかかることがわかったわ。
初めて、子どもたちに「先生」と呼ばれたときはとてもうれしかった。もう、毎日が楽しくて、絶対に保育者になろうって心に決めたの。
子どもの名まえを覚えようと、事前にクラスの名簿や集合写真を担任の保育者に貸していただきました。これはとても役に立ちましたよ。
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失敗談
実習では失敗をおそれてはいけません。先輩の先生もたくさん失敗していますよ。

30人以上のクラスを受け持って、全員の名まえを覚えきれないまま実習が終わってしまいました。子どもたちには申し訳ないことをしました。
子どもの目線に合わせて話さなくてはいけないと学んでいたのですが、つい子どもの背の高さに合わせて歩いている自分に気づいて、恥ずかしかった。
子どもの前に立って話をするのは初めてだったので、気持ちが先走って、とても早口になっていたと思うわ。ふだんから子どもと接する機会があるといいんですよね。
年中実習生が入っている園では、子どもたちの方が実習なれしていて、反発ばかりされたのを覚えています。もっと毅然とした態度で臨むべきだった。
「○○取ってきて」といわれて、ついつい言うことを聞いてしまいました。子どもに使われることで、コミュニケーションを図っていると勘違いしてしまったんです。
子どもにけんかをしかけられて、「もうあそんであげない!」と本気で怒ってしまいました。大人げなかったと、反省しています。
保育所で昼寝の時間、添い寝をしているうちに熟睡してしまった。緊張感が足りませんでした。
風邪をひかないように気をつけていたつもりが、実習3日目で高熱を出してしまいました。無理して出勤しましたが、子どもにうつしてはたいへんなので、そんなときは休んだほうがいいと言われました。
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先輩先生からのホットライン
先輩先生のアドバイスもプラスして、充実した教育・保育実習を行いましょう。

実習がうまくいかなかったからといって、保育者には向いていないと簡単にあきらめないでほしい。実習での失敗は前向きに考えましょう。  
今しかできない失敗を、できるかぎり経験したほうがいいですね。しないで失敗するよりも、して失敗するほうがいいですよ。プロになってからではできないことが多いので。
わからないことがあれば保育中なら手短に担任に質問しましょう。長くなりそうなときは保育終了後、あらためてゆっくり聞けばいいのです。自分の判断で勝手に行動することだけは慎みましょう。
実習は限られた時間なので遠慮しないで積極的に取り組みましょう。学べるチャンスはどんどん生かさなければ。
現場の保育者にしかられてもめげて、すぐに泣くのは禁物です。何が悪かったのかを反省して、次の行動に役立てましょう。しかってもらえるのはありがたいことなのですから。
できるかぎり子どもたちの声に耳を傾けよう。実習生だからといって遠慮せずに、臨機応変に子どもたちにことばをかけてやりましょう。
「ブス!」「ババア!」などと、きついことをいわれてもむきになって怒ってはいけません。「あらどうして?先生は好きよ!」と抱きしめてあげるぐらいの余裕を持ちましょう。  
「しまっていたかぎを開けたときは必ず閉める」など、園で決められたルールは、必ず守りましょう。子どもたちにけがや事故があっては、とりかえしがつきません。  
手遊び以外に、エプロンシアターやペープサート、人形劇など、ちょっとした時間にできるあそびを持っておくと便利です。  
メモをとりたくなってもそんな時間があれば、少しでも子どもにかかわりましょう。メモをしている間にも何が起こるかわからないので。  
「手遊びをたくさんやってみよう」「毎日必ず全員に声をかけよう」など何か目的を持って実習に臨みましょう。実習が始まってから、何をしようでは遅すぎます。  
子どもが小さなけがをしても「これは大丈夫」と自分ひとりで判断せずに、必ず担任に報告しましょう。あとで保護者から苦情がはいって、大騒ぎになることもあるので。
実習生同士で相談して、「記録の提出、ちょっとぐらい遅れても平気よね。」などと、勝手な行動をとるのは禁物です。何かあれば、現場の保育者に相談を。
健康第一です!実習を休むことのないよう、体調は十分に整えておきましょう。日ごろからきちんと規則正しい生活をこころがけましょう。
季節の曲や生活の歌は弾きながら歌えるぐらいに練習しておきましょう。保育に余裕をもって臨めるし、子どもたちも喜んでくれます。  
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